こんにちは!
大阪市福島区の児童発達支援・放課後等デイサービス「プロッツジュニア福島教室」です。
今回は、プロッツジュニアの一つの考え方でもある、脳のコンディションについて解説していこうと思います。
『脳のコンディションとは?』
我々の脳は、仕事や家事を日々頑張られていてもお酒をたくさん飲むと普段の力を出しづらくなります
例 「千鳥足でふらついたり、ぼっーとして眠たくなってしまう」(覚醒レベルの低下)
「上司などに普段は絶対言いづらいことを気が付いたら言ってしまっていた」(抑制)
「呼びかけられても自分のことだと感じ取れずすぐに反応ができない」(注意)
「難しい話をされても内容が入ってこなかったり、感情的に受け取ってしまう」(情報処理)
「大切なことを言われた気がするけど、翌日にはすっかり忘れてしまっている」(記憶)
「車や家を買う。など重大な決定をできるほどしっかり検討することができない」(思考)
「急な飛び出し。安全な速度制限。などができず安全に運転することができない」(遂行)
その他にも「人の話を聞かずに一方的に話し続ける」「相手の気持ちに気遣った言葉使いができない」「周囲の目を気にせず大きな声で話す」などルールや状況に合わせた言動・行動ができなくなります。
このようにお酒を飲むと「本来できることができない状態」になります。
しかし、これは能力が下がったわけではなく、一時的に前頭葉が正常に機能しなくなったことが原因です。
つまり、前頭葉が機能不全となると本来の能力を発揮しづらくなる一方で、「冷水を飲む、冷水シャワーを浴びると【目が覚めて】しっかり判断や行動ができる」ように、前頭葉が正常に機能していると本来の能力を発揮しやすくなります。
お子さんの能力を「正確に診断」したり、「能力を効率的かつ効果的に伸ばす」ためには前頭葉が正常に機能できるだけの意識(覚醒)レベルを保ち続けられるようにすることが極めて重要です。